麻雀得点計算ルールの違いについて

麻雀

先日、Google Play Storeにて公開した 「麻雀.AI 得点君v3~リアルタイムにアガリを計算~」の開発をするにあたり麻雀のルールを調べる必要がありました。この記事では団体による麻雀ルールの違いについて解説したいと思います。

今回調べた団体は3つでルールは4つありました。

  1. 日本プロ麻雀協会
  2. 日本プロ麻雀連盟
  3. Mリーグ

これらの団体による得点計算ルールは以下の違いがあります。

  • 30符6翻の扱い
    • 7700か8000か
  • 連風牌の対子の符
    • 連風牌とは例えば東場東家の時の雀頭を2符にするか4符にするか
  • 嶺上牌のツモ符
    • 2符にするか0符にするか
  • 緑一色の發
    • 發が必要か無くてもよいか

これらを以下にまとめます。

30符6翻の扱い連風牌の対子の符嶺上牌のツモ符緑一色の發
日本プロ麻雀協会770022必要
日本プロ麻雀連盟公式ルール770040必要
日本プロ麻雀連盟WRCルール800022無くても良い
Mリーグ800022無くても良い

「日本プロ麻雀連盟WRCルール」と「Mリーグ」は同じことが分かります。「日本プロ麻雀協会」と「日本プロ麻雀連盟公式ルール」は30符6翻が7700であり昔からのルールを厳格に守っている印象です。

ちなみに今回開発したアプリは「Mリーグ」ルールを採用しています。仮に「日本プロ麻雀連盟公式ルール」を採用する場合、嶺上牌のツモを0符で計算する必要があり単にロン・ツモの2択以外に嶺上牌をツモしたかどうかの情報が追加で必要になります。

以上です。

参照

日本プロ麻雀協会 競技規定|日本プロ麻雀協会
日本プロ麻雀協会 競技規定のご説明です。選手の皆様ならびに大会運営の皆様はご確認ください。また、競技麻雀をされる皆様のご参考になれば幸いです。
競技ルール - 日本プロ麻雀連盟
日本プロ麻雀連盟公式ルール ■基本ルール 1、喰いタン、後づけあり 2、喰い替えなし 3、一発、裏ドラ、槓ドラ
Mリーグとは | 麻雀プロリーグ戦 | M.LEAGUE(Mリーグ)
いま、最高の個人競技が、最高の団体競技になる。麻雀プロリーグ戦「M.LEAGUE(Mリーグ)」競技説明、クラブオーナー企業のご紹介。